山本“KID”徳郁の挑戦がやっぱりダメだった件

 アマレスの天皇杯をTVで観戦した。
 最大の関心は、山本“KID”徳郁がオリンピックを目指して総合格闘技からアマレスの世界に電撃参戦!という点だろう。
 確かに山本の実力は凄いと思った。ブランクがありながら、あれだけの大舞台であそこまで健闘できたのは凄い。
 しかし、甘い世界ではなかった。相手はもっと強かった。
 最後の巻き込み投げは、見ていても「イテッ!」と悲鳴を上げてしまうくらいに危険な決まり方だった。肘が抜けたのか、折れたのかはわからないが、あの決まり方では、相当なダメージがあるだろう。かなり心配だ。選手生命が危ぶまれるほどのアクシデントでなければ良いのだが……。
 ともあれ、山本“KID”徳郁は、もうすでに総合格闘技の選手なのだから、その舞台でしっかりと続けて欲しいと思う。