白樺の恵み

チャーガ」という言葉が初耳・・・どうやらこれはカバノアナタケの菌核のことで、白樺茸とも呼ばれているらしい。これは白樺の幹に生えるのが特徴で、ヨーロッパやロシア、日本では主に北海道で見られる耐寒性のキノコのことのようだ。
食物繊維が豊富で、アガリクスの約23倍もあるという抗酸化作用と高い免疫活性効果が期待できるらしい。しかもその効用は国内外の学会などで発表されており、花粉症・糖尿病で悩む方に人気という話もある。

「森のダイヤモンド」って何のことか知ってる?

 「チャーガ」。有名だが、あまりにも高価なものなので試せずにいる。
 どのくらいの値段がするのか。「チャーガ」で検索すれば、健康食品を扱った会社がたくさん出てくるので、試してみればすぐにわかる。
 この白樺なのだが、寒いところに勝手に生えている樹というイメージがあるかもしれないが、ロシアでは身近なものなので、「チャーガ」の他にも、手軽な健康食品が取れるとして、利用されている。
 まず「白樺の樹液」が挙げられる。ミネラルと糖分を多く含み、実際に飲んでみると甘い。こちらのほうは、便秘、胃腸病、痛風、リウマチ、関節炎、むくみ、腫れ物、湿疹に効くとされ、利尿作用にも優れているという。
 この味、私は好きなのだが、それなりに有名になってしまったので、「白樺の樹液」で検索すれば商品がたくさん出てくるが、逆に人気が出てしまったので、こちらも高くなってしまった(^^;
 あと、「白樺の葉」もお茶にしたり、粉末で食用にしたりする。これもまた、検索するとたくさん出てくる。フラボノイドが豊富で、抗酸化作用に優れているという。香りが良く、なかなか趣の深いハーブティーだと思うのだが、こちらも「健康食品」として有名になってしまったので、値段がまた高くなって(ry
 まあ、「健康のためなら死んでも良い」という風潮の中、健康食品業者は次々とネタを見つけてくるので、価格が高騰してしまう。これは困った風潮だが、「資本主義」の世の中であるので、仕方がないと思って諦めるしかない。
 まあ、元々はロシアや北欧の方々が、身近にある白樺をいろいろと利用していたら、何となく身体の調子が良いということを発見したのだろう。そんなローカルな民間の食品を、有り難がって値段をつり上げるというのはどうよ?とも思わないでもないが、でもまあ実際に試してみると、健康に良いかどうかはともかく、確かにおいしいので、機会があったらお試しあれ。