出典は明記しないが

 元のblog主さんに迷惑がかかるかもしれないので、出所は伏せるし、トラックバックもしない。
 女性専用車両の導入によるメリットの話で、こんなアホなコメントがあった。腹立たしいので転載しておく。
 このコメントは男性によるものらしい。
 逆説的に女性専用車両のありかたを皮肉っているのか、それとも本気なのかはわからないが、常軌を逸している意見である事はたしかだ。
 こういう並じゃない人権感覚を持つ人って、あくまでも例外的な存在だと思いたいが、しかしこんな論調も増えているような気がするので、ちょっと心配している。

女性の痴漢被害について。女性が安心して交通機関を利用できるようにするために、加害男性に対する罰則を大幅に強化してほしい。「痴漢冤罪についてはどうなんだ」との意見があるが、特に配慮する必要はない。実際にやっていても、やってないと嘘をつく輩が圧倒的に多いのが事実だと言えるし、真偽はともかく警察にとっては検挙率アップにもなるし、冤罪被害者がでるのはある程度やむを得ないと思う。
「痴漢冤罪によって職も家庭も全てを失う」といった報道をよく耳にするのであるが、それはあくまで職場内及び家庭内での問題なのであり、「痴漢」という犯罪とは切り離すべきである。クビになるのはその男が無能な給料泥棒だからであり、これを機に会社が切り捨てたのであろう。離婚についても同様で、多分その男は妻を満足させるに足らないインポテンツであることに他ならないのである。
痴漢加害者(男限定)に対する罰則を大幅に強化できれば、これら人間のクズ供を社会的に抹殺し、長期間収容することにより社会のクリーンアップを図れるのである。

 何にしろ、「疑わしきは罰する」とか「警察万歳」、「冤罪は仕方がない」、「犯罪者には厳罰を!」などといった時代に逆行する感覚は、私にはとうてい理解できない。


#で、ちょっと調べてみたら、このコメントを書いた人物、「女性専用車関連」のエントリが書かれたblogに「絨毯爆撃」をするごとく、同文をコピペでコメントしまくっていた。単なるコメント荒らしかネットイナゴか?


ぼくは痴漢じゃない!―冤罪事件643日の記録 (新潮文庫)

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