指導者の鏡
「プーチンのようになろう」 ロシア紙が肉体改造特集
「プーチンのようになろう!」。22日付のロシアの大衆紙コムソモリスカヤ・プラウダは、筋骨隆々たるプーチン大統領(54)の写真にこんな見出しを掲げ、筋肉の部位ごとにどんなトレーニングを積めば大統領に近づけるかを解説する特集記事を掲載した。
写真は、プーチン大統領が先週、シベリアのエニセイ川上流で釣りに興じたときのもの。シャツを脱ぎ捨て、柔道で鍛えた肉体美を披露。ロシア社会にちょっとしたセンセーションを巻き起こした。
メタボリックな方々が増えている昨今、ロシアでもその数は半端では無かろう。スラブ人は中年以降に太りやすい傾向があるみたいだし。
しっかーし! 国の最高指導者が五四歳になっても筋骨隆々でたくましい身体を維持しているとなれば、国民の意識も変わってくるだろう。
かなりの切れ者で、ロシアの覇権を拡大させた政治的手腕、そして柔道で鍛えた肉体……完璧じゃん。
大統領がこれだから、まあロシア国内で凄く人気があるのは理解できる。しかも、「男としての理想像」を全国民に晒しちゃったんだから、大統領自らが「目標」になっちゃうというのも自然な流れだ。
とはいえ、凄いねー。指導者が政治的にも肉体的にも「アイドル化」して人気爆発だなんて、アメリカや日本では考えられないことだ。
この点では羨ましいぞ>ロシア