古典的すぎてつまんない

スナック経営者の女性に、「店に植木を置いてくれ」と脅迫したとして、警視庁公安部と小平署は28日、暴力行為法違反容疑で、元右翼団体構成員で、指定暴力団住吉会暴力団組長の大野光司容疑者(42)=東京都青梅市師岡町=ら4人を逮捕した。
調べによると、大野容疑者は昨年11月16、19日、小平市のスナック経営者の女性(25)に住吉会の名刺を示した上で、「1万円で店にウーロン茶と植木を置いてくれ。付き合わないと、どうなるか分かっているんだろうな」と脅迫した疑い。
女性は要求を断り、同署に届け出た。

元右翼構成員ら4人逮捕=「スナックに植木置け」

 飾り物を置け、機関誌・名簿を買え、寄付(別名:みかじめ料)をしろなどという地回りさんが未だにいるというのは事実。
 でも、警察の取り締まりも厳しくなっているから、こんな話に付き合う事は無いし、脅かされても仕返しや嫌がらせをされる危険性は減っている。今の時代、こんな手口って、もう楽なシノギにはならないんだよねー。
 だいたい今は大手だと、借金・債権回収とか、本気で危ない時の私設警備とか敵への嫌がらせ、外国人への職業斡旋(^^;)、違法薬物取引、銃刀法違反関係物品の取り扱い、非合法ギャンブルの元締め、総会屋、手形転がしという感じで、もろに違法であっても利益率が異様に高いとか、グレーゾーンで効率良く儲ける経済ヤクザの線でやっている。今の時期に地回りなんてセコイことする連中は、もともとがセコイ奴らなんだから黙っている必要などは無い。要するに、暴力団にも「勝ち組」と「負け組」があって、こんな連中は「負け組」なのね。「どうなるか」と言っても、「どうかなった」とか言ってメンツなんかを優先するよりも、警察と関わって一斉摘発されて丸損したら元も子もないんだから、それを避けて小金を優先するしかないんだよね。だから、損をするのは圧倒的に向こうのほう。それ以上はやっても向こうが一方的に傷口を大きくするだけなんだよね。
 まあ、このへんの引き際に関しては最近だとNHKや新聞拡張団も学習したらしいけど(^^;
 しっかし、ホンマものの思想系右翼団体(民族系とか神道系ね)だとまだ話をする余地もあるのだが、擬態で用いている任侠系右翼団体暴力団の隠れ蓑ね)だと取り付く島がないからやっかいなんだよねー。
 だいたい、外見からだと何系なのか全く見分けがつかないから右翼って嫌いなのよねー。最近は特に筋金入りの思想系が減って、特亜を貶して喜んでいるだけのような中途半端な連中(つくる会とかネウヨね)が増えているからつまんないよね。