稲田朋美という迷惑

靖国神社をテーマにしたドキュメンタリー映画靖国 YASUKUNI」(四月十二日から公開、李纓監督)の衆参国会議員向け試写会開催(今月十二日)の経緯の中で、日本の侵略戦争を正当化している「靖国」派国会議員による圧力があった問題が浮上しています。
自民党稲田朋美衆院議員と同氏が会長を務める「伝統と創造の会」や「平和靖国議連」(会長・今津寛衆院議員)からの「要請」であるとの説明があったといいます。
アルゴの担当者は「公開前の映画を特定の国会議員らに見せろといわれたことは、一種の圧力と感じた」といいます。
稲田氏は記者団に、「侵略戦争の舞台装置としての靖国神社という描き方で政治的メッセージを感じた。ある種のイデオロギーをもった政治的に中立でないものを日本映画にして助成するにふさわしいか」とのべ、政府出資の基金からの助成の取り消しを求める考えを示しました。
文化庁は、「助成は審査をクリアして適正になされたもの」とこたえたといいます。

公開前映画「YASUKUNI」に「靖国」派圧力

 これ、何が問題なのか、わざわざ書かなくても自明のことだろう。

参考:稲田朋美Wikipedia
自由主義史観研究会・日本「南京」学会会員。中国の抗日記念館から不当な写真の撤廃を求める国会議員の会事務局長 。日本会議国会議員懇談会 会員。正しい日本を創る会会員。みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会神道政治連盟国会議員懇談会に属す。
自民党国会議員の中では山谷えり子と並んで保守派女性政治家。南京大虐殺否定派である。

 こんなキチガイ文化庁の方針や、映画という作品を公開する自由を否定しようとしているのは問題だ。
 封建主義的であり、戦前的なアナクロニズムファシスト的な思考をしている国会議員の暴走、そう片づけても良いのだが、もっと深い問題が潜んでいる。自分が気に入らないからと言って言論封殺を平気でやってのけようとし、それを不思議とも思っていない神経が問題なのだ。
 こんな人物が、衆議院議員として立法府にいるというのが信じられない。


 ↓その結果、こういう事になる。

来月公開予定のドキュメンタリー映画靖国」をめぐり、都内の映画館1館が、予定していた上映を取りやめることを決めた。「問題が起こる可能性もあり、総合的に判断した」としている。

「靖国」上映を中止 東京の映画館

 アホの稲田朋美、これで満足か?