週刊:ヲタク総括

 乃絵なのか比呂美なのか。みんなが複雑な想いを抱えている。みんなが幸せになることなんてあり得ない。多感な時期は、迷いと傷にまみれるものだ。その頃のことを思い出させる。懐かしいのとともに切なくて痛い。

 勝てば嬉しい。しかし、納得できない勝ちも確かにある。逆に、何にも感じない負けもある。目先の勝敗に惑わされると、迷いや挫折がある。それを乗り越え、勝ち負けではなく、納得できる試合ができるかどうか、それができるかどうかで上達は決まるものだと思う。

 才能を持って生まれてしまった者が感じる不安と圧力。そして追いかける者の挑戦心。恵まれた者は幸福なかりというわけでもなく、恵まれない者はそれだけで不幸というわけでは決してない。それがわかった上で、良く生きることを考えれば良いのだ。

 うーん、先週のどんでん返しで期待したけど、最後で詰めを誤ったかなぁ。まあ、はやみちゃんの優しさは際だっていて可愛かったんだけど、あれで最後ってーのはちょっとねー。納得できないなー。

 仮面ライダー・イクサ登場。でも、まだまだ謎ばかり。これだけ展開が遅いと、小さなお友達はもう飽きちゃっているんじゃないのかなー。

 このドラマでは珍しく、後味の悪い終わり方だった。冤罪で人生を台無しにされてしまった人、そして身勝手な理由で殺人を犯し、何とも感じない人。さらに無神経であるがゆえに殺されてしまった人。犯罪はいつも虚しい。

 バルター博士の目的は何なのか。サイロンの計画とは何なのか。わからない。

 第一期の終わりだからといって、キャラを殺しすぎのような気が。これだけ「整理」するということは、第二期は時代が飛ぶのか?