釣り師の見識が疑われるよ

絶滅の恐れがあるコイ科の淡水魚「ウシモツゴ」が住める環境を再生しようと、自然保護団体が外来魚を駆除した関市の農業用ため池で、外来魚のブルーギルが新たに池に放流されていたことが、保護団体の調査で明らかになった。池の周りには釣り糸や釣り用のルアーが見つかっている。

ブルーギル駆除したのに…「誰かが放流」7000匹

 釣りを嗜む人の趣味はそれで良いと思うし、一部の心ない人がやったことだと思うのだが、自分の趣味のために外来魚を放流し、国内魚が絶滅してしまうという事態をどう思っているのだろうか。
 「釣りは自然と親しむ趣味だ」と私は思っているし、多くの人もそう思っているのだろうが、自然を壊してでもルアーフィッシングをしたいという身勝手な人がいるという事実を重く受け止めなければならないだろう。
 「悪貨は良貨を駆逐する」というが、一部の身勝手で後先考えない人のせいで、釣りを趣味にしている人の見識が疑われるようなことがあってはならないから、みんな注意した方が良いよ。間違っても、「あそこでバス釣りができるぞ、イェーイ」とは言わないほうが良いと思うなぁ。
 釣り師も合わせて外来魚駆逐に尽力するくらいの事があっても良いと思う。