普及しないのは当然

財務省はたばこの自動販売機による販売をICカード「taspo(タスポ)」だけでなく、免許証でも認めることを決めた。タスポは普及が進まず、それを補う狙いもありそうだ。

たばこ自販機は免許証でOK 「タスポ」普及進まず、財務省が認める

 だってさあ、嫌だし面倒くさいんだもん。何でわざわざ顔写真とか免許証のコピーが必要なの? 今どき、クレジットカードの入会ですら、そんなに面倒なことしないよぉ。しかも、プリペイドカードだとは言っても煙草の自販機でしか使えないって、電子マネーとしては不便すぎるんだもん。
 だいたい、私が愛好している「マイルドセブンFK」は、マイナーな銘柄なので自販機にはまず置いてない。なので、コンビニなどでカートン買いをしているというのが実際のところだ。コンビニならEdyが使えるし、顔を見れば未成年じゃないことなんてすぐにわかるから、よっぽど便利。
 だから、taspoの申請がややこしいし面倒くさいという点、作ってもあまり使わないだろうという点、電子マネーとしても不便すぎる点など、作る必然性が全く感じられなかったのだ。
 実際、こんなに不便で面倒なものを作る人って少ないだろうなぁと思っていたら、案の定だったね。taspoの制度を押しつけられたJTさんが一人で損をしたという感じだ。
 こんな変なアイデアを考えた財務省の中の人は深く反省すべきだと思う。