歴史的につじつまが合わないんだが

気功の指導料などとして受け取った所得を隠し、所得税約3800万円を脱税したとして、東京地検特捜部は28日、「全日本少林寺気功協会」(東京都新宿区)会長で中国人の秦西平(しん・せいへい)容疑者(49)を所得税法違反の疑いで逮捕した。
秦容疑者は93年に来日し、翌年に協会を設立。中国・少林寺の「第34代最高師範」を名乗り、気功や健康法に関するテレビ番組に出演したり、著書の出版もしていた。

脱税:少林寺の「最高師範」名乗る男逮捕 東京地検

 嵩山少林寺って、創建されてから1500年くらい経過している実に古いお寺なんだから、「第34代」というこの数字が少なすぎるってすぐにわかりそーなもんなんだけどねー。だいたい、少林寺の高僧がマイナーな教室で教えているわけなんて無いじゃん。
 実は、嵩山少林寺の分院は世界各地にできていて、「フランチャイズ制度による金儲けだ!」と批判を受けている状態なので、日本に作るとしたら、ちゃんと名乗るって。
 しかも、少林寺の分院とか、実際の修行者なら、気功を教えるなんてマネはせずに、羅漢拳とか通背拳とかの北派少林拳をちゃんと教えるって。だいたい、武道とか格闘技に注目が集まっている今の時代、その方が金になるもんね。