冤罪も恐いし、冤罪のでっち上げも恐い

蒔田被告は罪状認否で「間違いありません」と起訴事実を認めた。検察側は冒頭陳述で、痴漢の被害者役を演じた共犯として書類送検された女(31)に「気の弱いおっさんを狙え」「色気があって痴漢されやすいからスカートをはけ」などと事前に指示していたと指摘した。
蒔田被告は、この女とともに、出会い系サイトを通じて呼び出した男性から金を奪おうとしたとされる強盗未遂の罪についても認めた。

痴漢でっち上げ初公判、元大学生が起訴事実認める

 痴漢でっち上げで冤罪によって他人の人生を狂わそうとし、しかも美人局までやろうとしていたというのは悪質だ。
 私も外見上は「気が弱そう」に見えるので、こういう犯行に狙われる可能性は否定できない……。恐いねー。最近は、立っている時には両手が見えるようにしているし、座れる電車を選んでいるので危険性は低いのだが、「いつ、どこで」降りかかってくるかわからない悪意というのは、予測できないだけに恐い。
 まあ、逆に、女性で痴漢被害に遭っている人の話を聞くと、本当に心理的に厳しいらしいので、痴漢という行為は絶対に許されてはならないものだ。
 だから今は、「痴漢は悪い」という前提で話が進んでしまい、冤罪事件のほうもシャレにならなくなり、冤罪のでっち上げというところまで話がエスカレートした状況だ。
 これはかなり歪んだ社会像だと言わねばなるまい。
 これを書くと、どっかから厨が湧いて来るのだが、あえて書こう。
 女性専用車両を増やせ!」