迷惑兵器はとっとと廃止

クラスター(集束)爆弾の禁止条約づくりを目指す有志国の「オスロ・プロセス」は28日、ダブリンでの国際会議で、一部の最新型爆弾を除いて禁止する条約案に合意した。既存の爆弾のほとんどが禁止対象になり、事実上の全面禁止といえる内容だ。条約案は30日に正式採択される。
これまで態度留保してきた日本政府は、一転して条約案容認の方針を固めた。

クラスター爆弾「全面禁止」 日本も条約案容認へ

 ちょっと前に久間のおっさんが「防衛上、クラスター爆弾は必要」と言い放って問題になったが、さすがに世界的な流れには逆らえないようで。
 核兵器なんかは防衛目的で使えるとは思えないから問題外だし、不発弾だらけで日本を地雷・機雷だらけにする迷惑なクラスター爆弾なんかも無くなってしまえばよろしい。
 実際、この前のロシアによる東京急行事件で過剰反応した人達がいたのは、「この人達の防衛に関する感覚っておかしいんちゃう?」としか思えなかった。爆撃機が一機だけで領土まで来て爆撃するわけなんか無いじゃんね。普通は、攻撃機とか爆撃機は戦闘機などで制空権を取ったあとで来るものだ。戦闘機は迎撃に使えるのでともかく、「隣国が恐いから攻撃機爆撃機を買え」とかいった憲法違反は明かな主張している自称愛国者(正体はミリタリーヲタクのネット右翼)がいたりするのは嘆かわしかったりする。
 何にしろ、防衛問題に過剰に反応し、「自衛隊の装備増強」と主張するのは、いたずらに周辺諸国を刺激し、しかも税金の無駄使いにしかならないから、とっとと削減するのが吉だと思うよ。
 あ、個人的には、次期防衛機はラプターじゃなくてフランカーを強く希望(と、好みだけで発言する理不尽)。