誰にでも失敗はある

  1. アラン・シュガー卿「i-podはまもなく市場から淘汰される」(2005年)
  2. ケン・オルセンDEC(ディジタル・ イクイップメント・コーポレーション)創始者 「家庭でコンピューターを使用する必要はない」(1977年)
  3. アレックスLewyt Corp vacuum company(家電メーカー総裁)「核燃料で動く掃除機が今後10年で市場に出てくるだろう」
  4. ダリル・F・ザナック(米国映画界の巨匠)「人々はテレビを必要をしないだろう、毎晩箱を見てるだけではうんざりするだろうから」(1946年)
  5. 世界初のフライトを終えたボーイング247号の技術者:「これより大きな飛行機は作れないだろう(当時のボ社247号は定員10人)」(1933年)
  6. サマーフィールド元米郵政長官「ロケットで郵便を届けることもいずれ現実になるだろう」(1959年)
  7. ビル・ゲイツマイクロソフト社創業者)「パソコンのメモリーは640メガバイトを超えない」(1981年)
  8. 英郵政総局のウィリアム・プリース氏「米国人には電話が必要だが、我々英国人には必要ない。郵便配達員がたくさんいるのだから」(1878年
  9. ビル・ゲイツマイクロソフト社創業者)「ジャンク・メール(迷惑メール)問題は、2006年までに完全に解決する」(2004年)
  10. 英物理学者・ケルヴィン卿「X線は人々を愚弄するものに過ぎない」(1833年
世界の著名人「今となっては恥ずかしい」失敗予言集

 ビル・ゲイツさんは、インターネットの普及に関しても予測を誤って、後から慌てて対応したんだけどね。スティーブ・ジョブスだってLisaとかNeXT、Newtonという黒歴史があるわけだし(^^;;
 誰でもこれくらいの読み間違いくらいはするさ。
 私も読み誤ったことが何件かある。正直に白状しよう。

  1. ソフトウェアはGPLPDSで埋め尽くされる日が来る(自己責任と無保証の壁は大きかった)
  2. 家庭用PCでもブレードサーバ並みの構成になる(LSIレベルでは複数演算コアになったけど)
  3. Palmが衰退して、PDAの需要は無くなる(スマートフォンとして甦るとは!?)
  4. プロセッサの64ビット化、128ビット化への移行は早い時期に来るだろう(単独プロセッサじゃなくて並列が主流になっちゃった)
  5. ゲーム機でネットブラウジングはしないんとちゃう?(小型機で普通になっちゃうとは)

 とまあ、いろいろとある。私はあくまでも技術に対しては理想主義者なので、もっぱら楽観的に見ているのだが(物理的、コスト的、社会的に折り合わない物は別としてね)、意外や意外な方向に行ってしまった要件に関しては読み誤った……。
 未来予測というのがいかに難しいのか、よくわかる話だ。でも、それが難しい、というか不可能だからこそSFが存在する意味もあるんだけどね。