ちょっと安心した

オバマ米大統領は26日、中東の衛星テレビ「アルアラビーヤ」とのインタビューで、「米国は(イスラム社会の)敵ではない」と述べた。
イスラエルパレスチナイスラム原理主義組織ハマスとの停戦確立のため、「(中東歴訪に出発した)ミッチェル中東特使に相手の話を聞くことから始めるよう指示した。これまで米国は(話を聞かずに)命令していた」と述べ、外交姿勢の転換を強調した。
オバマ大統領はイスラエル自衛権を強調する一方で、和平達成にはイスラエル側の譲歩も必要との認識を示し、「パレスチナ国家の樹立は可能」と明言した。

米大統領:イスラム社会との関係修復に意欲 中東のTVで

 これって歴史的にみて、アメリカの中東とイスラエルに対する態度の大転換をするって決断だと思っても良いんじゃない。やっぱり、期待されただけのことはあるなぁ。というか、前任者が酷すぎたんだけどね。
 まあ、アメリカ大統領が方針の転換を明言したことで、イスラエルもそうそう無茶はできなくなるはずだから、あの一帯が少しでも安定してくれると良いね。
 で、紛争の元になっている「パレスチナ国家」の件なんだけど、実現させたらノーベル平和賞は間違いないくらいの凄いことになるぜよ。
 これからのお手並みを拝見、って感じかな。期待はしているけど。
 なぜに911テロが起こったのか。なぜに中東でアメリカは戦争を続けているのか。その根本に帰って考え直す機会になれば良いとは思うね。

なぜわれわれは戦争をしているのか

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