こっちは課題が減ったな

ロシア軍参謀本部筋は28日、インタファクス通信に対し、欧州にあるロシアの飛び地・カリーニングラードへの新型ミサイル「イスカンデル」の配備作業を中断することを明らかにした。
オバマ政権のミサイル防衛(MD)計画への慎重姿勢を受けた対応とみられ、「米国の新政権がポーランドチェコへのMD施設配備を促進させていない」ことを理由に挙げている。

ロシア、ミサイル配備作業を「中断」 米新政権に呼応

 ブッシュ政権の時に懸念されていた「新冷戦」の発生に対しては、一つ課題が減ったということになる。
 そもそも、MD構想自体が「変な発想」としか思えないんだから、アメリカがそれを修正したという点、ロシアがそれに応えたという点はとても評価できると思う。