史上最大のネタ

聖書に記述されている強姦、近親相姦などのセックス・暴力描写には身震いがする、と主張。聖書の記述は、問題のコラムよりもはるかに過激だ、と指摘したのだ。
聖書が当局に「わいせつ」と判断された場合、購入できるのは18歳以上になり、法定警告をつけて包装しなければならなくなる。

聖書をわいせつ文書に指定せよ! 香港検閲当局に苦情殺到

 素晴らしい論理の暴走!
 極論を推し進めると簡単にこんなところまで行き着くよね。いわゆる「ドミノ倒し論法」というヤツで。これは「常識」とか「程度の問題」という曖昧な基準でしか止められないため、なかなか対処が難しいというのが実際のところだが、エロカルトの聖典ならともかく、聖書がアダルト書籍になったら、世界中から笑い者になるだろうね(^^;
 こういうのって、本当に注意して話を進めないと、「それだったらこれも!」と雪だるま式に話が脹らむので、みなさんも日常生活においてはご注意を。
 正論を言っているつもりでも、端から見たらドミノ倒しを起こしている議論が結構あるからね。