最近はこんなもんだね

「空手の原点を学びたい」―と沖縄空手に魅せられ、このほど来沖、見事三段の昇段試験に合格したロシア人がいる。
以前は日本の空手を習っていたが、空手発祥の地である沖縄で「原点」を見詰め直したいと考えるようになり、沖縄の伝統空手を習い始めた。

空手の島でパワー充電 ロシア人・ワクタングさん

 日本の伝統文化を海外の人が受け継ぐ。
 これは良い事だと思う。
 文化まで鎖国して「家元制度」の枠組みで縛るなんて、具の骨頂。
 実際、海外のサイトを読んでいると、武道なんかは海外の人のほうが技術的にも精神的にも歴史的知識も上回っているんじゃないかと思われるし。
 茶道も華道も武道も芸能も、もう世界的なものなんだから、コップの中でちまちまやっているんじゃなくて、もっと外から入ってきてくれる人を歓迎し、後継者として認めるべきだよね。
 道場で、ローテーションの関係から、指導の先生が海外から来た研修生になる場合もあるんだけど、特に違和感は感じないし、外国人の先輩も多いから、学ぶ事も多い。
 資格は一つ。人種や国籍じゃなくて、熱心さだと思うね。
 逆に、こんなことが「珍しい」ということでニュースになるうちは、まだイカンのかなぁと思っちゃうね。