この発明が神な件

人を笑わせ、考えさせて科学への興味を誘う研究などに毎年贈られる「イグ・ノーベル賞」の化学賞を日本人研究者の山本麻由さん(26)が受賞し、ハーバード大学で4日授賞式が行われた。日本人の同賞受賞は12件目。ウシの排泄物からバニラの香り成分「バニリン」を抽出した研究が対象。山本さんは「受賞は廃棄物の活用法を知ってもらえるよい機会。ただ、この方法で抽出したバニリンは食物には向かないかも」と語った。
抽出コストはバニラ豆を原材料にする方法に比べ「およそ半分」(山本さん)。シャンプーやロウソクの芳香添加物などの応用が考えられる。

イグ・ノーベル賞:化学賞に邦人女性 排泄物からバニラ香

 まあ、アロマキャンドルやシャンプーに使われたとしても、原材料を知って気分が良いままなのか、気分が悪くなるのかは別問題。
 でも、こういう発明って好きだなー。発想が面白いもんねー。よくもまあ、排泄物から取り出すなどと言う着想が出てきたものだと思う。
 とはいっても、生物とか応用化学の現場では、こういう事がよくあるという話なので、同じ理科系とはいっても物数系の私からは想像もつかないが、農学系とか生物系の人からしたら「ふーん」という話なのかもしれないね。