東京都は根津公子先生を虐めている

東京都教委は31日、卒業式で君が代斉唱時に不起立だったなどとして、都立養護学校の根津公子教諭(57)を停職6カ月の処分にした。同教諭は昨春に9回目の処分(停職6カ月)を受けており、免職の可能性も取りざたされていた。同教諭は処分を不服として都人事委員会に審査請求する。
都教委によると同教諭は24日の卒業式で、校長の命令に反して君が代斉唱時に座り続けた。昨年10月には、君が代に反対するトレーナーを校内で着用し、校長の指示に反して着続けたという。

君が代不起立で停職6カ月処分 東京都教委

 根津先生は、完全に東京都教育委員会の第一ターゲットになり、迫害を受け続けている。トレーナーの文字列が気に入らないというだけで注意される職場って何よ。
 昔、「Bitch!」というブランドがあり、女の人を射殺しているロゴのアパレルを売っていた。あれはさすがに酷いと思った。案の定、消えたけど。でも、根津先生の場合、確かにプロパガンダかもしれないが、決して反道徳的でなく、憲法で保証されている「思想・信条の自由」の範囲で容認されるべき文言で注意されたというのは腑に落ちない。
 そして、今回の処分である。根津先生に限ってしつこく処分をするというのは、明かな魔女狩りであり、見せしめであるとしか思えない。自分の主張に真っ直ぐで正直である人を集中して虐めるという根性が気に入らない。
 信条に真っ直ぐで、どんな外圧にも耐えきる根性の持ち主である根津公子先生は、主張もなく他人の目に脅えて生きている石原慎太郎都知事とは正反対の人生を送っているという点で、特に権力からマークされてしまっているのだろうか(と、陰謀論者じみたネタを書いてみるテスト)。


参考:日本国憲法 第19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。